空き家対策による譲渡所得税の3000万円特別控除で節税をお勧めしました
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S・K 様
■年代:60 代
■ご職業:無職
■お住まいの地域:飯塚市
■ご相談の地域:鞍手郡小竹町
■売却理由:相続
■お問い合わせ方法:ネット査定
【ご相談内容】
お母様が亡くなられたので、相続したご実家を金額次第では売却するか駐車場にして収益を得るかどちらが良いだろうかというご相談でした。
【ご提案した解決策】
まず駐車場として利用するためには解体費用を考慮し、土でかさ上げを行わなければならず、初期投資がかかることをご説明しました。また、建物はかなりの年数経過しておりましたので土地として売り出すことを提案させて頂きました。人気エリアであり、近隣で取引した経験もあったため高めの金額でも反響があると考え、査定額をメールにて提示しました。それから2ヶ月後にお電話頂き、売却をお任せ頂く運びとなりました。
まだ相続登記が済んでおらず、お父様の名義のままでした。空き家対策の譲渡所得税控除の特例に該当するためには、最後にお住まいになられていたお母さまの名義に登記を変更の上、依頼主である今回の売主様へ相続登記を行うこと、解体して引き渡すことをお薦めしました。
好立地のため反響が多くあると考えておりましたが、対象地が道路面より低いこと、一部隣地との高低差があることから初めの2ヶ月間は思っていたほどの反響がありませんでした。その状況を売主様に報告し値下げさせて頂き、売り出しから3ヶ月目でお客様からのお申込みがあり、ご成約に至りました。
【担当営業として大切にしたポイント】
売却時の税金のこともきちんとご説明した上で、売主様にとって最もメリットの大きい方法を提案することを意識しました。