一人暮らしで日々の家の管理が大変です。住宅を所有していると、市営住宅への入居が難しいと聞きました。荷物をそのままで売却することは可能でしょうか。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:G・K様
年代:70代
職業:年金受給者
お住まいの地域:北九州市
ご相談の地域:北九州市八幡東区
売却理由:お住替え
お問い合わせ方法:チラシ
売却方法:買取
【ご相談内容】
現在、八幡東区にてお一人で生活をされている方からのご相談でした。日々の大変なお家管理を考慮し、市営住宅への引っ越しを検討されているとのことです。しかしながら、ご自身名義の住宅を所有している場合、市営住宅への入居が難しいと耳にされたそうで、今後どのように対応すればよいかご相談をいただきました。
また、転居に伴いすべての荷物を持ち出すのが困難なため、大型の家具類は可能であればそのままの状態で手放したいとのご希望もありました。
そのような条件での不動産売却が可能か、具体的な流れについても知りたいというご意向でした。
【ご提案した解決策】
今回のお客様は、当社で配布した案内チラシをご覧になり、お問い合わせいただいたのがきっかけです。
ご相談の初期段階では、物件の査定方法についてご説明いたしました。一般的に「簡易査定(机上)」と「現地査定(訪問)」の2種類があり、簡易査定は現地を見ずにおおよその価格を算出する方法、現地査定は実際に現場を拝見してより正確な評価を行う方式です。
お客様は正確な情報を把握したいとのことで、現地査定をご希望。後日ご自宅を訪問し、直接状況を拝見しながら詳しくヒアリングを行いました。
お話を伺ったところ、市営住宅へのお引越しが内定した場合、速やかに持ち家を手放す必要があるということが判明しました。そこで、スケジュールに柔軟な対応が可能な当社グループの直接買取サービスをご提案。お客様もご納得のうえで、手続きを進めることとなりました。
その後、市営住宅の申し込みに見事当選され、現地査定から約4週間で売却が成立。お客様からも「予想より早く手続きが完了して安心した」とのお声をいただきました。
【担当営業として大切にしたポイント】
今回は、住み替え先が確定次第、迅速な売却が求められるケースだったため、スピード感を持ってご対応しました。
市場への公開販売と異なり、買取方式は時間の読める選択肢であることをご説明し、利点だけでなくリスクについても丁寧にお伝えしました。ご不安がないよう、常にお客様目線を意識したご提案を心がけました。