分譲中のマンションに入居者から購入の申し出があり、売却価格設定や地域相場を知りたい。契約や権利移転手続きについてアドバイスがほしい。

【お客様の背景】
売買の別：マンションの売却
氏名：C・N様
年代：40代
職業：会社員
お住まいの地域：福岡市中央区
ご相談の地域：北九州市小倉北区
売却理由：賃貸からの売買
お問い合わせ方法：ホームぺージ
売却方法：仲介

【ご相談内容】
現在、所有している分譲マンションを賃貸中ですが、入居者の方からこのマンションを購入したいという申し出がありました。売却すること自体に異論はないものの、どのような手続きが必要で、売却価格をいくらに設定するべきかがわかりません。
特に、地域の相場を知りたいのと、契約や権利移転の手続きなどについてアドバイスをいただきたいです。

【ご提案した解決策】
最初に売却価格の設定を行うため、賃貸中のマンションを内覧させていただきました。物件の査定結果を基に適正な価格を算出し、売却にかかる諸経費も含めてご提案しました。その後、売主様の了承を得て、この価格を入居者様に提示し、ご検討いただきました。入居者様からも購入の意思をいただきましたが、住宅ローンを利用する計画があるとのことで、ローン審査のサポートも当社で対応しました。結果として、ローン審査が無事に承認され、円滑に売却を進めることができました。
また、住宅ローンを利用する際には、不動産業者が作成する重要事項説明書の提出が必要になるケースがほとんどです。個人間の取引ではこれが不足することがあり注意が必要ですが、今回は当社が仲介として書類作成や手続きを代行したため、スムーズに進めることができました。

【担当営業として大切にしたポイント】
分譲マンションの個人間売買では、売主様・買主様双方が納得できる価格を設定することが最も重要です。価格が高すぎると買主様が購入を断念する可能性があり、逆に低すぎると売主様にとって損失につながります。そのため、マンションの状態や立地、周辺環境を詳細に確認し、妥当な価格を慎重に算出しました。さらに、売却手続きや書類作成において、双方が安心して進められるよう配慮し、透明性を確保することを心掛けました。