施設に入居することになり、売却を考えています。築古のため、土地として売却する場合の更地にする費用や手続きの流れについて教えてください。
【お客様の背景】
売買の別:土地の売却
氏名:Y・K様
年代:70代
職業:年金受給者
お住まいの地域:北九州市小倉南区
ご相談の地域:北九州市小倉南区
売却理由:お住替え
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介
【ご相談内容】
長年親から相続した築古の戸建に居住していましたが、健康上の問題が原因で、介護付き高齢者施設に入居することになりました。施設利用には月々の費用が思いのほか高額なため、生活資金を確保するために、家屋と土地を売却したいと考えています。建物は築60年近く経過しており、現状では家としての価値はほとんどないと思われます。土地として売る場合、更地にする必要があるのではないかと懸念しています。その際に発生する費用や、手続きの流れについて教えていただければ幸いです。
【ご提案した解決策】
できる限り多くの資金を手元に残したいというご希望を踏まえ、仲介による売却をご提案しました。不動産の売却方法としては「仲介」と「買取」の2種類がありますが、この地域では仲介を選択することで、買取よりも高額で売却できる傾向があります。
土地として売却を進める場合、建物の解体費用、建物滅失登記費用、土地の測量費用、残存物の撤去費用、契約時に必要な印紙代、そして仲介手数料などが発生します。特に解体費用は建物の構造や規模、さらにはアスベスト含有の有無により変動します(アスベストの有無は専門機関での検査が必要です)。なお、買主が見つかってから解体工事を行うため、その費用は売却代金と相殺する形で対応可能です。
その後、迅速に買い手が見つかり、残存物の撤去を済ませた後、建物を解体し、更地にして売却を完了しました。
【担当営業として大切にしたポイント】
不動産売却には、残存物の撤去、建物の解体、不動産登記、土地の測量など、複数の業者との連携が必要となります。当社では、これらに対応できる専門業者をご紹介できるため、スムーズに手続きを進められます。また、体調などの理由で外出が難しい場合にも柔軟に対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。