父の家を手離すことを検討しています。築年数が経過しているので土地としての査定を希望しています。父親は寝たきりで意思表示が難しいが、手続きが可能かも知りたいです。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:H・K 様
年代:50代
ご職業:会社員
お住まいの地域:行橋市苅田
ご相談の地域:京都郡みやこ町
売却理由:相続
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介
【ご相談内容】
現在90歳を超えた父親が長期入院中で、病状からして退院して家に戻ることは難しそうなため、入院前まで住んでいた家を手放すことを検討しています。所有名義は父親のままで、築年数が経っているため建物ではなく土地としての売却が妥当かと考えています。どの程度の価格で売却できるのか、まずは査定をお願いしたいです。また、父親は寝たきりで意思表示が難しい状況ですが、その状態でも手続きが可能か知りたいです。
【ご提案した解決策】
お問い合わせを受けてお電話で概要を伺った後、現地での査定にお伺いしました。建物は築約60年経過しており、建物付きでの売却は困難で、土地として売りに出す方が良いと判断し、土地価格の査定をご提示しました。お父様の状況については、売却時に司法書士による意思確認と本人確認が求められるため、司法書士と共に病院へ伺いました。お父様は表情やうなずきで意思表示が可能で、司法書士による確認も無事に済み、売却手続きを進められることになりました。しかし、売却活動の途中で所有者であるお父様が亡くなられ、相続手続きを経たご子息のご意向で売却を継続し、最終的に買主が決まり無事に売却完了となりました。
【担当営業として大切にしたポイント】
所有者本人の意思確認が取れなければ売却は不可能なため、まずは司法書士との面談で意思確認を行うことを最優先としました。長年住まわれた思い入れのある住居は、元気なうちに将来の方向性を話し合っておくことが望ましいと感じます。