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不動産売却物語

Vol.248
八幡西店
相続や空家

相続した実家を売却検討中ですが、土地がやや複雑な形状をしています。不整形地でも売却は可能かどうかを知りたいです。

【お客様の背景】
売買の別:不動産の売却
氏名:S・B様
年代:50代
職業:フリーランス
お住まいの地域:広島県
ご相談の地域:北九州市八幡東区
売却理由:相続
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介

【ご相談内容】
親からの相続で実家を受け継いだものの、長らく空き家になっており、私は離れた場所に住んでいるため管理ができません。周辺は学生が多く住むエリアで、生活に便利な施設も歩いて行ける距離にあるため、悪くない環境です。さらに、大通りに面しているため、商業施設やオフィスとしての活用も可能かもしれません。今後この場所に戻る予定はないので売却を検討していますが、土地がやや複雑な形状で、二つの敷地が合わさったような状態です。このような不整形地でも売却は可能でしょうか?

【ご提案した解決策】
当社はウェブを通じてご相談を受け、地元の不動産業者として対応しました。お客様が遠方にお住まいであるため、まずは近隣の売買事例をもとに、机上での価格査定を行いました。調査の結果、確かに土地は整形地ではありませんでした。そのため、一般的な形の土地に比べて需要が低下し、価格もやや控えめになりますが、売却は十分可能ですと説明しました。また、古い建物が付属しているため、古家付き土地として販売する旨もご案内しました。この提案にご納得いただき、販売を開始したところ、商業施設として利用を考える法人からの問い合わせが多く、その後企業が購入に至りました。

【担当営業として大切にしたポイント】
今回のケースでは、相続に関する手続きがまだ完了していない段階でのご相談でした。相続登記が完了しない限り売却はできないため、手続きの完了まで時間を要しましたが、定期的に連絡を取り合いながら進めたことで、相続登記完了後はスムーズに売却活動に移行できました。

この記事の著者

八幡西店吉村 渉

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