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マンションについて

マンションのルーフバルコニーに利用制限はあるのでしょうか?

はじめに

こんにちは、エステートプランです!

マンションでよく見かける広いルーフバルコニーは、戸建てのテラスのように広々と使えて、とても魅力的です。
「ルーフバルコニーはその部屋に付属しているから、自由に使用しても問題ない」と考える方も多いかもしれません。
しかし、実際にはマンションのルーフバルコニーは専有部分ではなく、共用部分にあたります。
今回は、マンションのルーフバルコニーを利用する際のポイントについてご紹介します。

共用部分のルールと活用法

マンションのルーフバルコニーは、通常のバルコニーを含めてすべて共用部分にあたります。部屋に付属しているバルコニーは、もちろんその部屋の住人が優先的に使用できますが、専有部分ではないため、自由に使えるわけではありません。
「ルーフバルコニーでたくさんの植物を育てて自然を感じる空間にしたい」
「子供やペットが自由に遊べる空間にしたい」
など、ルーフバルコニーに憧れを抱く方も多いことでしょう。
共用部分であるため、理想通りに使うことが難しい面もありますが、注意点を守って利用すれば、快適な空間を作り出し、ルーフバルコニーを存分に楽しむことができます。

ルールとマナーを守って快適に過ごすために

ルーフバルコニーを使用する際には、守るべき基本的な注意点がいくつかあります。

• 火災時の避難経路を確保する
• 火気の使用を避ける
• 匂いが発生するものに注意する
• 落下物や飛散物のリスクに配慮する

まず重要なのは「火災時の避難経路の確保」です。
多くのバルコニーは、隣の住戸との境界が薄い板で仕切られていることが一般的です。これは、火災などの緊急時にすぐに避難できるようにするためです。
また、下層階に避難するためのはしごが設置されていることも多いです。
そのため、この避難経路を塞ぐことは絶対に避けなければなりません。どんなに移動が簡単なものであっても、物を置いて塞がないように注意しましょう。
専有部分だと考えるあまり、簡単なバーベキューを行う方もいますが、火気の使用は厳禁です。タバコについても、一般的なマナーとして控えることが求められます。匂いや煙が原因で隣人とのトラブルになることも少なくありません。

さらに、バルコニーに物を置いたままだと、強風時に飛ばされることがあります。落下物によって誰かが怪我をする事態は避けなければなりません。洗濯物や常に置いている物は、強風で飛ばされないようにしっかりと固定するなどの対策が重要です。
台風などの強風が予測される場合は、事前にベランダの物を室内に片づけておくことをおすすめします。

また、マンションごとの規約で禁止事項が細かく定められている場合もあるので、それに従うようにしましょう。
最も大切なのは、近隣住民に迷惑をかけないことです。

トラブルを避けるために

バルコニーの使用は、隣人とのトラブルの原因になりやすい場所でもあります。
火気や匂いに注意することはもちろん、利用する際には一般的なマナーを守ることが大切です。
例えば、朝早くや夜遅くにバルコニーで会話をしたり、騒いだりすると、近隣に迷惑をかけることがあります。
また、バルコニーで小さなプール遊びをしたり、水を使って掃除をする際にも、少しの注意が必要です。
水が排水溝からあふれ、隣のバルコニーまで流れてしまうこともあります。
隣には濡れて困るものがあるかもしれないため、細かな部分にも配慮しながらバルコニーを利用するよう心掛けましょう。

ルールとマナーを持って利用しましょう。

マンションのルーフバルコニーは専有部分ではなく共用部分であることを意識し、適切に利用することが大切です。
利用方法に注意を払うことで、理想的なルーフバルコニーを作り上げることができます。
ルーフバルコニーはマンションでも、戸建て住宅の庭のような雰囲気を楽しむことができる場所です。だからこそ、ルールやマナーを守って利用しましょう。

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