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不動産売却の知恵袋

不動産売却のコツ

平屋と2階建て売れやすいのはどっち?

はじめに

こんにちは、エステートプランです!

戸建て住宅には平屋や2階建てのほか、首都圏では3階建ての住宅も増えてきています。価格を考慮しない場合、土地に余裕があれば、平屋の方がワンフロアで生活できるため、生活のしやすさを重視すれば便利かもしれません。
しかし、かつては一般的だった平屋も、現在ではその割合が減少しており、特殊なものと見なされることが少なくありません。そのため、現在の不動産市場では平屋が売却しにくい物件とされることが多いです。今回は、平屋と2階建て住宅の売れやすさについてご紹介します。

戸建て住宅の特徴

平屋と2階建てはどちらも戸建て住宅ですが、その特徴には大きな違いがあります。それぞれにメリットとデメリットがあり、購入を検討する人々の層にも差が生まれます。

平屋住宅の特徴

  1. 土地面積や屋根面積が広くなるため、2階建てに比べてコストが高くなる傾向がある。
  2. すべての間取りがワンフロアに配置されるため、広めの土地が必要となる。
  3. バリアフリー設計が可能で、長期的な居住を見据えた住まいが実現できる。
  4. 階段の上り下りがないため、足腰への負担が軽減され、生活がしやすい。
  5. 複数の侵入口があるため、安全性やプライバシーの確保には対策が必要になる。
  6. 2階建てに比べて、屋根のメンテナンス費用や税金が高くなる場合がある。

2階建て住宅の特徴

  1. 平屋よりも狭い面積で建てられるため、コストが抑えられる傾向がある。
  2. 生活スペースに階段を設ける必要がある。
  3. 日常的に階段の上り下りが必要となる。
  4. 平屋に比べてプライバシーが保たれやすく、防犯対策もしやすい。
  5. 生活空間をフロアごとに分けることができる。
  6. 平屋に比べて外壁のメンテナンス費用や工事の足場代が高くなる傾向がある。

どちらにも良い点があるため、優劣をつける基準はありませんが、購入者がどちらをより住みやすいと感じるかが重要です。また、予算を考慮した上で、どちらの物件に需要があるかが、売れやすさに影響します。

平屋は売れにくいのでしょうか?

平屋は売れにくいと言われていますが、実際には、首都圏では土地が限られており、平屋を建てるための十分な土地を確保するのは容易ではありません。また、広い土地が必要なため、物件の価格が高くなり、購入できる層も限られてしまいます。このような理由から、平屋は売れにくいという印象を持たれることが多いかもしれません。
では、地方ではどうでしょうか。地方でも、首都圏ほどではないものの、土地の確保の難しさや物件費用の面で、平屋は一般的に手を出しにくい物件です。しかし、高齢化が進み、二世帯住宅として使われるケースも増えているため、ワンフロアで生活できる平屋の利便性は大きなメリットとなります。
平屋の売却物件は多くないため、買いたい人とタイミングが合えば売れる可能性は高くなります。平屋を探している人は少ないかもしれませんが、物件数自体も少ないので、売れにくいとは感じないでしょう。

平屋戸建て住宅の売却で気を付けるポイント

平屋戸建て住宅を売却する際に気を付けたいことは、まず買い手の立場に立って考えることです。物件の魅力をしっかりと把握し、その魅力を広告や案内時に効果的に伝えることが重要です。売却時の基本は、外観や内装をきれいに保つことです。第一印象は思っている以上に重要で、「築年数の割にはきれいだな」と感じてもらえれば、築年数のネガティブなイメージを払拭できます。内装のクロスを新しく張り替えるだけで、印象が大きく変わることもあります。
また、特に平屋の場合には「土地の手入れ」にも注意が必要です。平屋は2階建てに比べて庭や通路のスペースが広く、目に入りやすい部分です。たとえ内装がきれいでも、庭が荒れていると悪印象を与えてしまいます。不動産の売却時には、全体的にきれいな印象を与えることが買い手を逃さない大きなポイントになります。

まとめ

平屋は売却が難しいと言われることが多いですが、平屋の売却物件は少なく、需要と供給のバランスで見ると、2階建てと大きな差はありません。タイミングによっては、平屋の方が需要が高くなる可能性もあるでしょう。

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