買取に向いている物件とは?
目次
はじめに
こんにちは、エステートプランです!
不動産の売却方法には、不動産業者が直接物件を購入する「不動産買取」と、一般に向けて販売活動を行う「仲介」の2つがあります。売主の重視するポイントによって選択肢が変わりますが、今回は不動産買取に適した物件の特徴を見てみましょう。
不動産買取のメリットとデメリット
不動産買取には、どのような利点や欠点があるのでしょうか。仲介と比較した際の魅力や注意点を見ていきましょう。お持ちの物件を買取に出すべきか、それとも仲介を利用するべきか、じっくり考えてみてください。
条件が悪くても買い取ってくれる可能性がある
不動産買取では、通常の販売活動では買主が見つかりにくい物件でも、買取が可能な場合があります。実際、条件が悪い物件を専門に扱う不動産会社も存在しますので、「この条件では売れない」と諦める前に、一度相談してみることをおすすめします。意外にも、不動産会社にとっては需要がある物件で、予想以上の高値で買い取ってもらえることもあります。
すぐに現金化できる
離婚や相続などの理由で、不動産を早急に現金化したい場面は多々あります。その際、所有している不動産がなかなか売れないと焦り、生活にも影響が出ることがあります。そうした場合、不動産買取は迅速に買い取ってもらえるため、「すぐに資金が必要」といった方には非常に助かる選択肢です。
引き渡しまでが迅速に進む
売却時に仲介を選ぶと、買主を見つかるまで販売活動が必要になり、内覧や契約、引き渡しとかなりの時間がかかることがあります。また、販売活動を行っても買主が見つからないこともあり、時間と労力がかかります。一方、不動産買取では、決定から契約、引き渡しまでの流れが仲介よりも迅速であることが多いです。
仲介手数料が発生しない
不動産の買取は、仲介なしで行うため仲介手数料を気にする必要がありません。仲介手数料は数万円から数十万円と、物件価格に対しては少額かもしれませんが、売却には他にも様々な費用がかかりますので、節約できるところは節約しておきたいものです。
仲介よりも低価格になる可能性がある
不動産買取のデメリットを一つ挙げると、仲介よりも低価格で買い取られる可能性がある点です。市場価格と比較すると、約7割の価格になることが多いため、「高く売りたい」と考える方にはあまりおすすめできません。
不動産買取に適した物件の特徴
不動産買取には、売主にとって魅力的なメリットがありますが、実際に買取を選ぶとよいのは具体的にはどのような時でしょうか。
ここからは買取に適した物件の特徴を紹介します。該当する方はぜひこの方法を検討してみてください。
整形地ではない物件
土地の形が整っていない場合、市場に出しても買い手を見つけるのが難しい可能性があります。物件購入を考えている人は、長方形や正方形など整った形の土地を好む方が多いようです。
築年数が古い物件
土地と建物を一緒に売却する際、建物の築年数が古いほど仲介販売が難しくなります。多くの人は、時代が変わっても「新築」や築年数が浅い物件を好むため、古い住宅の需要は低いのが現状です。
立地や環境があまり良くない物件
駅から遠い場所だったり、周囲に学校や病院など生活に必要な施設がない場合、仲介で買主を見つけるのは難しいことがあります。多くの人が便利な場所に住みたいと考え、環境に対しても厳しい目を持っているからです。
災害警戒区域に位置する物件
日本では地震や台風などの自然災害が多く発生しており、多くの方が住宅購入前にハザードマップを確認しています。ハザードマップで災害警戒区域に指定された地域は、「災害による被害の可能性がある」と示唆されており、そのため買い手が遠のく可能性が考えられます。
前面道路の幅や接道間口が狭い物件
道路の幅も需要に大きく影響します。前面道路や接道間口が狭いと、車の出入りや停車が難しく、離合も困難になります。そのため、道路幅が広い住宅の方が需要が高い傾向にあります。特にファミリー層はミニバンなどの大きな車を持っていることが多いため、重要なチェックポイントとなります。
まとめ
条件によっては不動産買取の方がお得になることがあります。
不動産として条件が良くない物件や需要が低い物件をお持ちの方は、仲介で買主を探すよりも買取の方が迅速で確実な方法です。
早く売却したい方や、今回紹介した条件に該当する方は、ぜひ買取を検討してみてください。
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