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不動産の査定

ペットを飼っていた家は査定額が下がる?売却の注意点と対策を解説〜その2

はじめに

こんにちは、エステートプランです!
犬や猫を飼っている家を売却する際、ペットを飼っていることが査定額や売却価格にどれだけ影響するのか、気になるところですね。しかし、重要なのは物件の状態です。修繕を施さずに住むことができる程度の小さな傷や汚れであれば、そこまで大きく影響することは少ない場合もあります。
前回の記事では、ペットを飼っていることが価格に影響する要因について触れました。今回は、売却時に留意すべきポイントや注意点を具体的に取り上げていきます。

ペットを飼っている家の売却において注意すべきポイント

家を購入希望者に見せる際は、清潔さが非常に重要です。内覧の日が来るまでに十分な対策を講じ、当日はペットを外出させるか預けると良いでしょう。

ペットを飼育していることを明記する

一番やってはいけないのは、ペットを飼っていた事実を隠すことです。ペットの飼育は査定額に影響することもありますので、中にはその事実を隠してしまう売主もいます。
告知せずに売却活動を進めると、買い手はペットの存在を知らずに物件を検討することになります。後でペットを飼っていたことが分かると、損害賠償の問題に発展する可能性もあります。必ず事前にペットを飼っていたことを正直に告知するよう心がけましょう。

室内の消臭を徹底する

染み付いたペットの臭いは、軽く換気するだけではなかなか取れません。飼い主は臭いに慣れてしまっているため、自分の感覚だけでは正確な判断が難しいです。ペットを飼っていない人に家に来てもらい、臭いを確認してもらうのが理想です。
ペットを飼っていない人があまり違和感を持たないようであれば、ペット専用の消臭スプレーを使用するだけでも効果があるかもしれません。もし部分的に強い臭いがする場所があれば、ペット用の消臭対策洗剤を使って重点的に掃除し、臭いを取り除くようにしましょう。

小さな傷は修繕や補修を行っておく

犬や猫の爪で柱やフローリングに傷がついている場合、査定額が下がる要因になります。ただし、軽微な傷であれば、ホームセンターなどで購入できる補修キットを使用して自分で補修することも可能です。障子やふすまなどの破れも、自分で張り替え可能な程度であれば補修してみるのもいいでしょう。
ただし、自分で行う修繕や補修は一時的なものに過ぎません。傷を目立たなくすることが目的であり、完全な修復ではない点を理解しておいてください。

ノミ・ダニ対策は徹底的に

ノミやダニの対策は入念に行いましょう。もしペットにノミやダニが見つかれば、それが室内に広がる可能性があります。ですので、まずはペットをチェックすることから始めてください。
ノミやダニを駆除するためのさまざまな製品が市販されています。布製品の寝具やソファ、カーテンにはスプレータイプの駆除剤を、カーペットや畳にはエアゾールタイプの駆除剤を使用して、対策を施しておきましょう。

購入者が特に気にするのは水回り

中古物件で購入希望者が特に気にするのは水回りです。これはペットを飼っているかどうかに関係なく言えることです。水回りがしっかりと手入れされていないと、印象が悪くなりがちです。
特にペットを飼っている場合、注意が必要なのは排水管の詰まりです。排水管の内部は目視で確認することが難しいため、見た目で問題がないように見えても、定期的に掃除することが重要です。ペットの毛は人間の毛よりも詰まりやすい傾向がありますので、お湯を一気に流し込むなどの対策を頻繁に行い、市販のパイプクリーナーを使用して清潔に保ちましょう。
ペットを飼っていた家を高く売却する方法についても、いくつかのポイントがありますので、しっかりと把握しておくことが重要です。

ペットを飼っていた家を高く売却する方法

ペットを飼っていた家は、安くしか売却できないと考える必要はありません。高く売却するためのポイントがいくつかありますので、しっかりと把握しておきましょう。

ハウスクリーニングを利用する

住宅を第三者に売却する際には、家の状態が良いことが重要です。ペットを飼っているかどうかに関わらず、業者による室内の修繕や補修を行うことが推奨されます。部屋に染み付いたペットの臭いは素人では完全に取り除くのが難しいですが、プロに依頼することで解決できます。
ハウスクリーニング後は、こまめに掃除を行い、ペットの出入りを制限するなどして、できるだけ清潔な状態を維持するように心がけましょう。

ペットを飼っている人に売却する

ペットを飼ったことがない人や動物が苦手な人にとっては、「ペットを飼っていた家」というだけで避けられる場合があります。
一方で、すでにペットを飼っている人やこれまで飼った経験のある人は、多少の傷や臭いに理解を示してくれることがあり、価格の低下も緩和される可能性があります。
もし購入希望者がペットを飼っているや、今後飼う予定があるのであれば、おすすめの散歩コースや動物病院、ペットショップの情報などを共有すると良いでしょう。ペットを飼いやすい環境であることが分かれば、購入を検討する際のプラスとなる判断材料になるはずです。

売却に強い不動産会社に依頼する

不動産を売却する際には、その地域で実績のある不動産会社に依頼することが重要です。地域密着型の不動産会社は顧客も多く、例えば『ペット可の一戸建て・マンション』というニーズに合った売買マッチングが得意です。これにより、売主は価格を下げることなくスムーズに売却を進めることができます。
不動産の売却は営業担当者とのコラボレーションが重要です。地域で実績のある不動産会社に依頼し、信頼できる営業担当者と共に売却を進めましょう。

まとめ

ペットを飼うことで付いた臭いや傷は、価格を下げるマイナス要因になることがあります。しかし、傷を目立たなくするための補修やハウスクリーニングで清潔に保つなど、事前にできる対策がありますので、可能な限り行っておくことが大切です。
スムーズかつできるだけ高く売却するためには、地域に根ざした不動産会社に依頼することも重要です。

エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。ペットを飼うのに適した環境の物件を探している方、売却、処分、税金、住み替えなど、どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。

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