家を買い替えたい！住み替え計画を立てるタイミング

はじめに

こんにちは、エステートプランです！

現在の家を売却して、新しい家を購入する住み替え。
家は大きな買い物ですので、買い替え時期はしっかり考えましょう。

今回は、家の買い替えと住み替えのタイミングについてのお話です。

どのようなタイミングで買い替えを考える人が多いのか、景気・経済情勢的にベストのタイミングはあるのか、など一緒に考えてみましょう。
また、現在住んでいる家のローンが残っている場合の買い替えについてもご紹介します。

家の住み替え／買い替えを考えるのに最適な時期はいつですか?

マ イホ ー ム を 購入 し た も の の、さ ま ざ まな 理 由 か ら 住み 替 え 、買い 替 え を 検 討す るこ とも あ る で しょ う 。こ んな タ イ ミ ング で 家 の 住 み替 え や 買 い替 え を 考 え る方 が 多 い です 。

子供が成長するにつれて

子供が成長して手狭になった、個室が必要なのに部屋が足りないなど、理由はさまざまです。
購入時よりも子供が増え、家族が増えたからという人もいます。
学費がかかり始める前に、検討する方も多いようです。

子供の自立後

逆に、子供が独立して夫婦だけになったので、小さい家に引っ越すパターンもあります。
管理しやすい平屋や、マンションなどへの住み替えが考えられます。
子供が自立して教育費が無くなれば、家計にも多少余裕ができるでしょう。

一方で、年齢が上がっているため、長期のローンが組めないこともあります。
理想的な金額は、定年前に退職金などで完済できる金額です。

経済的にベストなタイミングはありますか？

不動産の価格は、景気や経済情勢によって変動します。
高額な買い物ですから、わずかな差でも家計に大きな影響を与えます。

一般的に、景気が良いときは金利が高く、景気が悪いときは金利が低くなる傾向にあります。
近年は、「超低金利時代」とも言われています。

現在、2030 年札幌オリンピックへ向けた招致活動が進められていますが、過去の開催国を見ると、オリンピック後は景気が停滞して不動産価格が下落する傾向があります。
オリンピックに向けたインフラ整備や関連施設の建設が完了し、資材や人材などに余裕ができることが考えられます。

また、2025 年には団塊の世代（1947～1949 年生まれ）と言われる方たちが 75 歳となり、日本の人口の約 20%が 75 歳以上の後期高齢者となります。
2025 年以降には、団塊の世代の方々が亡くなった後に相続されない中古住宅が増えていくことで一時的に余剰住宅が発生し、不動産価格が下がっていくと言われています。

　

ローンが残っているのに家を購入しても大丈夫ですか？

今住んでいる家に住宅ローンが残っていても、新しい家を購入することは可能です。

ただし、ローンが残っている家を売却するには、ローン残高を一括で返済するのが原則です。
現在の家の売却によるお金でローン残高を完済することが理想的ですが、ローンの残高と売却価格によっては、これが可能である場合と不可能な場合があります。

売却代金や貯蓄などの自己資金でローンを完済できない場合は、現在の住宅のローン残高を新居の住宅ローンに組み入れる「住み替えローン」の利用を検討してみましょう。

住み替えローンは、住宅ローンが残っていても売却できるメリットがありますが、一方で新居の購入費用と住宅ローンの残金の合計額が大きくなるのがデメリットです。
毎月の返済額が高くなる場合がありますのでご注意ください。

また、住み替えローンを利用するには、売却と購入のタイミングを合わせる必要があります。具体的には、新築住宅の購入代金の決済・引き渡しと、現住宅の売却代金の決済と購入者への引き渡しを同日に設定する必要があります。

住み替えローンを検討する場合は、経験豊富な不動産会社へ相談しながら進めると良いでしょう。

住宅ローンの残債がある物件売却についてはこちらでも詳しくご紹介しています。
家を売りたいけど残債が…、 残ったローンをどう清算するの？

まとめ

・子供が大きくなって手狭になった、個室が必要で部屋が足りない、子供が自立したので管理のしやすい小さな家に住み替えたいなど、ライフスタイルに変化がある時期に、家の住み替え・買い替えを検討される方が多いです。

・不動産価格や金利は景気や経済情勢によって変動します。現在は超低金利時代と言われ、低金利が続いています。オリンピック後のタイミングや、超高齢化や人口減少による余剰住宅などにより、今後は不動産価格が下落する可能性があると言われています。

・現在の家に住宅ローンが残っていても、家を売却して新しい家を買うことができます。その場合、売却時にローンを一括返済する必要があります。貯蓄や売却代金でローンを完済できない場合は、「住み替えローン」を利用できます。住み替えローンは売却と購入のタイミングを合わせる必要があります。借入金額が高額になる場合もありますので、経験豊富な不動産会社に相談しながら進めることをおすすめします。

エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。売却、処分、税金、住み替えなど、どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。