居住中物件の売却、高く評価されやすい内覧のポイント
はじめに
こんにちは、エステートプランです!
家を売却する際には、内覧が重要です。
まだ住んでいる状態で売却活動をされている場合、居住中の家に内覧客が来るのは少し緊張するかもしれませんが避けては通れません。
今回は、居住中の家の内覧を行う際のお話です。
居住中の内覧だからこそのメリットや注意点、内覧時の気を付けたいポイントなどをご紹介します。
売却活動中に住みながら内覧を行うメリットって何でしょうか?
内覧とは、物件を購入したい人が実際に家の中を見ることです。
広告だけでは判断できない、実際の間取りや広さ、お部屋の状態、日当たりなどを確認でき購入の判断材料となります。
特に中古住宅は、劣化状態なども見て判断したいという方が多いため、現在住んでいる物件であっても、内覧は売却活動において避けては通れないステップです。
まだ住んでいる状態の家を内覧されるのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
しかし、居住中の物件は家具等が揃っているため、購入後の生活をイメージしやすいというメリットがあります。
物件を見に来る人は、広告で確認した立地や価格、間取りなど希望する条件をある程度満たしているが、その理想が合っているか確認したいと考えています。
購入後の生活に良いイメージが持てれば、購入決定の大きな後押しになります!
内覧のために不要品を片付けて処分することで、引っ越し時の荷物を減らせるのも隠れたメリットです。
見学者はココを見る!居住中の気を付けるべきポイント
見学者は、内覧でこんなポイントをチェックします。
■希望の間取りかどうか
■各部屋の広さや導線
■キッチン、風呂、トイレなどの水回り
■収納数と収納サイズ・広さ
■玄関の広さ、段差、収納
■バルコニーと庭の広さ
■日当たり
■部屋や設備の汚れ、劣化具合、清潔感
お部屋の間取りや広さはもちろんですが、見学者は壁紙や床、備品等の汚れや劣化もチェックしています。
居住中物件を内覧する際に大切なことは、部屋が明るく広く清潔に見えるようにすることです。
そのためには、物を整理整頓し、不要なものを捨て部屋を広々と見せ、徹底的に掃除しましょう。明るく見えるように、電球は点灯させ照明の汚れを落とします。壊れた設備、床、壁などに損傷がある場合は、修理またはリフォームしてください。
特にキッチン、トイレ、お風呂、洗面台などは清潔さがチェックされるので、ハウスクリーニングに依頼して徹底的に掃除するのもひとつの方法です。
また、居住中物件ならではの注意点は「におい」です。
家に住んでいる人は、意外と気づかないものです。
来客前には窓を開けて換気し、カーテンやソファなどに消臭スプレーを吹きかける、タバコを吸う方、日常の部活やスポーツでの汚れや汗が気になる方、ペットを飼っている方もニオイに要注意です!
内覧後に契約が成立しなかった場合は
「ニコニコで内覧していたのに契約に繋がらなかった」ということもあるでしょう。
間取りや広さなど物件の条件は変えられないので、部屋の明るさや整理整頓、掃除、臭いなどを見直しましょう。
内覧会に立ち会った売主が積極的すぎると、押し売りと受け取られ、ネガティブな印象を残す可能性があります。質問に答えるのは問題ありませんが、付きっきりで案内したり、質問していないことを強調しすぎたりしないように注意してください。
内覧から契約に至らなかった場合でも、不動産会社になぜダメだったのか理由を聞き、次の内覧に備えて行動しましょう。
媒介(特に専任媒介)は、取扱いできる不動産会社を絞ることで、優先的に買主を紹介してくれる可能性が高くなります。
住みながら内覧をする際の注意点
居住中の内覧では、生活中のプライベートスペースに他人を招き入れることになります。
また、不動産会社の方針によっては、内覧の際に売却予定者が立ち会わないことも珍しくありません。見せたくない場所や収納がある場合は、事前に不動産会社にご相談ください。
貴重品やセキュリティ関連のものは、見えない所、施錠可能な場所によけておくと良いです。
全ての部屋を見せなくてはいけないということではないのでご安心ください。小さい子供がいる場合は、親戚に預けるなど、家族と一緒に外に連れ出しておくと、内覧者が落ち着いて見ることができます。
まとめ
・住宅を購入する際、内覧は大きな判断材料です。今住んでいる家を見られるのは恥ずかしいかもしれませんが、家具があると購入後の生活が想像しやすくなり、内覧のために家の整理や不要品の処分をしておくと、引っ越しの際の荷物も少なくなります。
・内覧では、間取り、広さ、水回り、玄関、バルコニーなどはもちろん、床、天井、壁、設備の汚れや劣化もチェックされています。居住中物件の内覧を成功させるポイントは、お部屋を「明るく」「広く」「きれい」に見せることです。各部屋の電球をつけて、不要なものを捨てて、きれいに広々と保ち、しっかり掃除をしましょう。
・水回りなど部分的にハウスクリーニングをするのもおすすめです。住人が気付かない「ニオイ」対策も必要です。
・居住中の物件の内覧は、生活中の家に他の人を招き入れることになります。貴重品やセキュリティに関連するものは見られないように注意してください。見せたくない部屋や場所がある場合は、事前に不動産会社に相談すると安心です。
小さな子供がいる場合は、家族で外出しておくと落ち着いて物件をご覧いただけます。
エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。売却、処分、税金、住み替えなど、どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。