家を売却する際の家具の処分時期とお得な処分方法
目次
はじめに
こんにちは、エステートプランです!
家を売却する場合、家具をすべて移動または処分し、家の中を空っぽにする必要があります。
大型家具の処分は時間も費用もかかるため、できる限りお得で簡単に処分したいものです。
今回は、家を売却する際の家具の処分時期とお得な処分方法についてご紹介します。
売却時の家具は処分する必要があります。 原則として、空き家状態にしましょう。
家を売却する際に、いらなくなった家具も引き渡すことができると便利、と考えるかもしれません。
しかし、買主にとっては残念ながら不用品となり、仮に「タダで譲ります」と言っても喜ばれることは少ないのです。
内覧の際も、部屋が狭く見えて散らかった印象を与え、デメリットになってしまう可能性があります。
いらないものを放置しておくとホコリや湿気がこもり、衛生面でもマイナスです。
売主は家の中の家具や家財道具を処分する責任があります。
今も住んでいるなら仕方ありませんが、家にいらない物や家具を置いたままにしておくと、不動産会社の査定でマイナス点になってしまう可能性があるので注意しましょう。
家具を処分するオススメのタイミングとメリット
家具を処分するおすすめのタイミングをご紹介します。
購入希望者の内覧前
購入希望者が、家を実際に見て判断をする内覧。
内覧前には、家の清掃や整理整頓を徹底することで家を広くきれいに見せ、印象をアップさせましょう。
内覧前に家を退去できる場合は、不動産仲介会社に家の鍵を預けてしまうことも可能です。
内覧に立ち会わなくても、購入希望者と不動産会社の都合の良い日程ですぐに内覧を行うことができ、不動産の売却をとてもスムーズに進めることができます。
まだ家に住んでいる場合は家具を全て処分することは不可能ですが、必要最低限以外の家財道具は処分して部屋をスッキリきれいにしておく必要があります。
不動産引渡し前
原則として、物件の引き渡し時は家の中を空っぽにしてください。
家具は遅くともこの時期までに処分しなければなりません。
内覧前に不要なものを整理しておくと、家具や家財道具の数が少なくなり、処分がスムーズに進みます。
処分の必要がないケースとは?
家を売却する場合、家具は原則として処分する必要がありますが、処分しなくてもよい場合もあります。
【事例1】 照明・エアコンを引き取られる可能性がある
照明やエアコンは購入者にとって必要な設備であり、新たに設置するだけでなく、撤去するにも意外と費用がかかります。
ダメージがなく状態が良ければ建物と一緒に引き取っていただける場合もあります。
ただし、照明・エアコン分の上乗せはできません。また、喫煙者のいる家庭ではエアコンがタバコの煙で汚れてしまい、断られる可能性もあります。
【事例2】購入者から同意を得た場合
購入者が「家具付きで売却」の条件に同意した場合、家具を処分する必要はありません。
ただし、すべての家具を置いてよいか、家具の一部であるか、家具の状態が承諾されているかなども確認する必要があります。
繰り返しますが、家財道具分の価格は不動産費用に追加することはできません。
「家具付きで売却」という条件で売りに出すことはできますが、対象者が絞られるかもしれません。
家具や家財、おすすめの処分方法とコツ
大きな家具や家財道具の処分には、時間とお金がかかります。
できるだけ早くお得に処分したいものです。
オススメの処分方法や、処分のコツをご紹介します。
友人、知人に譲る
家具や家財道具を欲しがっている友人や知人はいませんか?
欲しい方に譲ることができれば、処分費用もかからず一石二鳥です。
進学や就職のために、引っ越す予定の友人に尋ねてみてもよいでしょう。
オークションサイトやリサイクルショップに出品する
オークションサイトを利用して売る方法もあります。
傷や汚れ、年数などをきちんと記載し、送料を考慮した価格設定がポイントです。
オークションサイトで売れない場合は、リサイクルショップに持ち込んでください。
値段がつかなくても、無料で引き取ってもらえるのか事前に確認しておくとよいでしょう。
自治体の粗大ごみ受付センターに出す
各自治体には、粗大ごみ収集センターがあります。
粗大ごみは、事前に申し込むことで持ち込みができます。
普通に粗大ごみに出すよりも処分費用が安くなる、または無料になることもあるので、ぜひ活用してみましょう。
まとめ
・家を売却する場合、家主は引き渡すまでに家の中の家具を処分しなくてはいけません。家具が付いていても購入者にとっては不用品です。家を売却する際、家具や家財道具など不要なものが残っていると、部屋が狭く散らかって見え、購入希望者の印象を下げてしまいます。不動産会社の査定時にマイナスポイントになることもあります。
・家具を処分するおすすめのタイミングは 2 つあります。内覧前と引渡し前です。
まだ家に住んでいる場合でも、最低限の家具以外のすべての家財道具を整理するようにしてください。引き渡し前に、家具や家財道具はすべて処分する必要があります。購入者の同意があれば、家具を処分せずに引き取ってもらえる場合があります。
特に、設置工事や費用がかかる照明やエアコンはそのまま引き取られる可能性が高いです。
・大きな家具の処分には、時間と費用がかかります。家具を必要としている友人に譲渡したり、オークションサイトやリサイクルショップで販売したり、地元の粗大ごみセンターに持ち込んだりするなど、費用が掛からない処分方法を検討してみましょう。
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