高齢になり、家族から近くに転居を勧められています。自宅は傷みが目立ち、売却が難しいと考え、解体を検討しています。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:K・L様
年代:70代
ご職業:年金受給者
お住まいの地域:福岡市南区
ご相談の地域:飯塚市鯰田
売却理由:お住替え
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介
【ご相談内容】
現在、飯塚市にお住まいですが、ご高齢になられたこともあり、福岡市に住むご家族から「近くに引っ越した方が安心ではないか」と勧められていました。ただ、現在の住まいをそのままにしてしまうと管理が行き届かず、ご近所に迷惑をかける可能性があるため、転居にあわせて建物の解体も検討されていました。不動産会社なら解体業者の紹介もしてくれるのではと思い、ご相談にいらしたとのことです。築年数が経過し、あちこち傷みが目立つため、現状のまま売却するのは難しいのではと悩まれていました。
【ご提案した解決策】
築45年以上の建物とのことでしたが、お住まいの中で部分的に修繕されている点もあると伺いました。そこで、解体が本当に必要なのか、現況のままでも売却の可能性があるのかを判断するため、実際に物件を拝見するお約束をしました。
現地を確認すると、元々ご商売をされていた影響もあり、広々とした6LDKの住宅でした。お庭には立派な植栽も残されており、外観に趣が感じられる物件でした。築年数が経過しているため、建物を解体し土地のみで販売する場合、費用がかかる分マイナスになる可能性が高いと判断しました。そこで、現状のままの売却と、更地にして売却する二通りの方法を検討し、どちらでも買主が選択できるよう広告を展開することをご提案しました。
【担当営業として大切にしたポイント】
「古い家は解体しないと売れない」と考えるお客様は多くいらっしゃいます。しかし、近年はリフォーム技術が進化しており、築年数が経っていても改修して住み続けたいという方も一定数存在します。初めから解体ありきで進めるのではなく、売却の可能性を広げるために、建物付きでの販売と更地販売の両方を提案することで、お客様にとって最適な選択肢を提供できるよう努めました。