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不動産売却物語

Vol.240
八幡西店
住み替えや買い替え

叔父が施設入所するため、家を処分したいが、土地のみか建物付きでの売却か悩んでいます。また、古い塀や劣化した石垣の修繕費用も困っています。よい処分方法を教えてください。

【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:R・K様
年代:70代
ご職業:年金受給者
お住まいの地域:中間市通谷
ご相談の地域:鞍手郡鞍手町
売却理由:お住替え
お問い合わせ方法:ホームページ
売却方法:仲介

【ご相談内容】
叔父が一人暮らししている家があるのですが、高齢のため施設に入所することになりました。叔父には子供もおらず誰も継承する人がいないので家を処分したいのですが、土地として売却した方がよいのか建物を残したままで売却した方がよいのかをアドバイスいただきたいと存じます。また、古いブロック塀の傾きや土台となっている石垣も劣化があり、修繕するのに何百万円もかかると聞き困っております。処分に向けてどのようにしたらよいのか教えてください。

【ご提案した解決策】
まず現地をくまなく拝見せていただきました。所有者である叔父様は、手っ取り早く買取してくれるのがよいとのご意向でしたが、ご依頼者様のおっしゃる通り塀の傾きと石垣の劣化があり、その状態では弊社で買取することはできない旨を伝えました。しかしながらご依頼者様の方では塀と石垣を修繕する費用は負担できないとのお申し出があったため、更地での売買価格からその分の費用を差し引いて、上物付の現状渡しを条件に「古家付き土地」として販売することをご提案しました。
ネット公開してみると、遠方に在住の購入検討者様よりお問合せがあり、現地をご案内しました。その方はDIYが得意で、塀や石垣ならご自身で修復できるとのことで物件を気に入られ、そのまま成約の運びとなりました。

【担当営業として大切にしたポイント】
ご希望されていた早期売却が実現できる価格と条件設定をご依頼者様に提案させていただきました。結果的にそれに適した買主様が見つかり、売却することができ売主様も安心して施設に転居されました。

この記事の著者

八幡西店中尾 莉緒

お客様が大切に使われてきたお家、想い入れのあるお家を良い形でお取引できるように尽力いたします。まだまだ未熟者ですが、お客様の気持ちに寄り添うことを第一に考え、全力でサポートさせていただきます。よろしくお願い致します!

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