北九州の不動産売却・査定 | 株式会社エステートプラン

不動産売却物語

Vol.239
小倉店
資産整理や終活

入院中の母の退院が見込めず、実家の売却を検討しています。所有者の母は外出も困難な状態ですが、売却は可能でしょうか。不動産売却は初めてでどのように進めていけばよいかアドバイスをお願いします。

【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:A・S様
年代:80代
職業:年金受給者
お住まいの地域:北九州市八幡西区
ご相談の地域:北九州市小倉北区
売却理由:資産整理
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介

【ご相談内容】
高齢の母が入院しており、将来的に退院することはないので、近隣に迷惑をかける前に空き家になっている実家を売却しようと思っております。私にとって不動産売却は初めてのことで、どのように進めたらよいのか見当もつかないのでアドバイスをお願いします。また、所有者である母は最近、身体の状態がおもわしくなく外出などは困難と思われますが、そんな状況でも家を売却できるものなのかどうかもお尋ねしたいです。

【ご提案した解決策】
まずはご相談者様とお会いし、査定価格の根拠と売買の流れや諸経費などをご説明させていただきました。お家の名義人であるお母様が80代で入院中とのことで、売却に関する意思表示が可能かどうかお尋ねしたところ、痴呆の症状があり怪しいとのことでしたので、事前に司法書士と病院に直接訪問して、ご本人様確認と売却の意思確認を行いました。お母様は幸い会話ができる状態であったため、その場で問題なく確認が取れ、販売活動を進めることができました。すぐに購入希望者が見つかりましたが、契約前にお母様の容態が急変して他界されてしまいました。相続人のご子息としても売却の方向性は変わらないとのことで、相続登記を行ってから買主様と契約して無事に売却の運びとなりました。

【担当営業として大切にしたポイント】
ご高齢で入院中のお母様に負担をかけないよう、売却手続きの全てを一度で完結させるべく配慮しました。

この記事の著者

小倉店吉村 渉

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