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社長ブログ

古家の大改造計画2

古い室内の解体も終わり、少しづつリフォームが進んできた。

天井は、通気層だけを残して断熱材を敷き詰めることができるように下地を組んでいる。平家とは思えぬほど天井が高く見える。

昔の家の断熱構造はぴんきりで、手抜き工事か分からぬが断熱材が一切入っていない物件を目にしたことがある。

通常であれば、外壁と内壁の中なので外見からではわかりにくい。その物件に関しては、幸か不幸か思春期の男の子が、拳か蹴りで頭半分入るくらいのなかなかの穴を開けてくれていたので、とてもわかりやすかった。

輸入住宅というものがアメリカやカナダから本格的に入ってきたのが30年以上前のことだが、当時はまだまだ日本家屋の在来建築が幅を効かせていたことを覚えている。

しかし、あの頃はまだ手間の掛かる在来建築は結構高かったため、2×4(ツーバイフォー)の手っ取り早く建てられる家が良く売れていたようだ。

そんなバブル期の波に乗って、いかがわしい建築を行う者もさぞかし多かったことだろう。

リビング横の和室スペースの床下。念入りに防蟻薬を散布している。

意外と白蟻を舐めてはいけない。

先日、とある築20年程の家の査定に行ったのだが、外観からは全く想像できぬほど2階まで食い荒らされていた。ここまで行くとどこまで広がっているかさえわからず査定しようがなくなる。

防蟻施工工事は、できれば購入時に行っておくことをお勧めしたい。1階部分の面積によって施工費は変わるが、おおよそ12~40万円くらいだろうか。

まあ、安くはないが5年間保証してもらえることを考えたら火災保険より良いかもしれない。なぜならば、火災発生率より白蟻被害を被る確率が断然多いからだ。

浴室部分の床下は、白蟻が好む水分が多く発生しやすいため生息しやすい環境だ。ここは、あえて床下を埋めてしまい基礎と一体化させている。

まだ検討中ではあるが、玄関ドアも変えて一新しようかと思っている。

引き続き、鶴島工務店のお手並みを拝見していく所存である。

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