県外転勤が決まり、現在の住まいをどうするか検討中です。将来北九州市に戻りたいので賃貸も考えていますが、時期が未定のため、売却を基本にしたいです。アドバイスを含め査定をお願いします。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:L・Y様
年代:40代
ご職業:会社員
お住まいの地域:大分県大分市
ご相談の地域:遠賀郡水巻町
売却理由:転勤
お問い合わせ方法:ホームページ
売却方法:仲介
【ご相談内容】
先日、大分に転勤することが決まりました。それに伴い現在の住まいをどうするか考えています。将来的には北九州市に戻ってきたいという願いはあるものの、それがいつになるか予測がつきません。色々と考え、賃貸することも視野に入れていますが、売却することを基本として考えています。アドバイスを含めて一度査定をお願いします。
【ご提案した解決策】
将来戻って来たことを想定したとき、その家に戻りたいということが希望であれば賃貸をお勧めしますが、自分の事情で賃貸契約を解除して戻れるかというと、そう簡単にいかないのが賃貸です。たとえば普通借家(2年自動更新)ですと、退去は①半年前告知、②正当事由が必要です。また、退去費用として引っ越し費用の負担や、家賃○ヶ月分は免除など、様々な条件を賃借人から提示されることもよくあります。今回、単に転勤から戻ることが正当事由にあたるかが問題ですが、賃借人から退去しないと言われれば、状況はかなり厳しくなりえます。
様々な観点から検討した結果、今の家に戻ることは絶対ではないという判断をされて、売却することになりました。
【担当営業として大切にしたポイント】
賃借人とのトラブルは、珍しいことではありません。そういった経験からご相談者様にご説明し、判断してもらうようにしました。昨今では、更に賃借人の権利が、借地借家法で強く守られていることをお伝えしました。