じがじぃさんに感謝!
妖怪ウォッチに、じがじぃさんという妖怪がいるらしい。ゲームのことも知らないし、当然その意味もわからない。
しかし、この「じがじぃさん」と聞いた時にとても印象的だったことを覚えている。
もともとは、「自画自賛」から発想されているかとは思うが、どちらかというと「自我自賛」のイメージが強い。
何の話かというと、よくある「自己承認」することがとても難しいというこの社会において、臆することなく自我を承認している爺さん妖怪がいるという空想話だ。
クリエーターの実際の意図はわからないが、私には関係ないことで、ポジティブに捉える癖を発揮して、これについて知ってからというもの、私は輪をかけて積極的に自画自賛し、「じがじぃさん」と呟いている。
これは、結局、私自身がそこに敏感に反応していることから、「自己承認」できていないことを意味する外ないのも事実なのだが。
2度目のコロナで得たもの
またコロナをもらってしまった。今回は、明らかにルートがわかった。社員と珍しく同行して半日を過ごした結果、先に彼が発症して、2~3日後に私だ。
かかってしまったものは仕方ないので、病院へは行かず、念の為確認のために検査キットで即判明。病状は、以前かかった時と同じような症状で発熱と下熱の繰り返しだった。
いよいよ、治りかけた時にふと気がついたことがある。あれ?何も香りがしない。何を食べても飲んでも、無味無臭だった。以前、友人が同様の症状を1年間くらい抱えていたので、遂にやってきたかと思った。
私は、美食家でもないし、特に食欲で生きている方ではないので、一部欲を失うことはそれほどショックではなかった。むしろ、これを与えられたチャンスだと捉えたらどんな意味があるのかと考えてみた。
酒か~。
一瞬で答えが脳裏に浮かんだ。最近、アルコール耐性がついてしまったのか、ウィスキーをストレートで飲んでも酔いもしなければ、二日酔いも無い。当然、習慣病で飲酒は止まらない。
これはいつ止められるかなぁと深刻に考えずにいた時にこれが起こった、嗅覚&味覚麻痺。
ここで、何を学ぶべきかが大切で、ただ感情のままに反応して、何故こんなことになるのだと嘆くのは本当に意味がない。
すぐ心を切り替え、嗅覚や味覚があること、普段の当たり前がどれほどありがたいものなのかを知り、以後は残された五感、そして今朝、無事に目覚めることができたことに感謝した。
なんてお大げさに右往左往していたのだが、翌日にはかなり感覚が戻っていて朝から珈琲が身に沁みた。
笑い話だが、一瞬でも普段の当たり前に与えられているものの価値を知ることはとても重要なのだということを知ることになったわけだ。
そこで、腐ることなく、どうすることもできない事実にどう向き合うかを考えて、ポジティブな方向に思考を集中させることができたことは、自我自賛に値すると思うわけだ。
何より、運命や他人に責任転嫁しないことを、これからも日々、実践していきたいと再度決意するに至った。
あとがき
翌日、また無味無臭の症状が再発!感謝だなぁ(笑)